看護部


 当院は、上益城圏域で唯一の公立病院であり、救急告示病院・へき地医療拠点病院として、地域医療を支える重要な役割を担っています。看護科では、小児科から急性期・回復期・慢性期まで、また無医地区に設置された3ヵ所のへき地診療所や、訪問診療・看取り支援まで、地域に根ざした包括的な看護を実践しています。
 当院は宮崎県との県境に位置しており、五ヶ瀬町や高千穂町からの患者様も多く受け入れております。救急搬送については、西臼杵消防および阿蘇消防からの受け入れを行っているほか、警察署の依頼による検案にも対応しています。
 山都町は、県内で3番目に広い面積を有する一方で、高齢化率が非常に高く、人口は約12,000人です。住み慣れた自宅や施設で少しでも長く、その人らしい生活を送れるよう、地域包括支援センターや施設職員と連携し、毎月1回、定期的にケア会議を開催。切れ目のない支援体制の構築に力を入れています。
 一般外来では、総合診療科を中心に、循環器科、整形外科、代謝内科、小児科、腎臓内科、眼科などの専門外来を設置。生活習慣病予防健診や人間ドックも実施しています。
 検査体制も充実しており、超音波検査・内視鏡検査は毎日行っており、内視鏡的手術の専門医が週2回来院しています。CT・MRI装置を備え、1次救急としての機能も果たしています。
 また、無医村地域に対しては、3つのへき地診療所での診察を行い、在宅での看取りを希望される患者様には、可能な限り訪問看護・訪問診療を提供し、地域住民に寄り添った医療を実践しています。

看護師の負担軽減および処遇の改善の取り組み

勤務状況と具体的な取り組み内容
外来 外来看護師6名と総看護師長の計7名で業務シフトを構成。平日の勤務は、日勤(8:30~17:15)と遅出(12:15~21:15)の2勤務の組み合わせで、 土日祝は、日勤(8:30~17:15)と半遅出(17:15~21:15)の4時間で対応。
病棟 ロング日勤(12時間勤務)2名と夜勤(12時間勤務)3名を基本とし、日勤(8時間勤務)2〜3名、遅出(8時間勤務)1名、遅出(4時間勤務)1名を組み合わせた2交代制でシフトを編成。
妊娠・子育て・病気・介護中の看護職員に対する配慮
要相談の上、勤務の配慮を検討。
院内に託児所がないため、職員による子育てワーキンググループ「そよ風サークル」を紹介し、職場復帰がスムーズに行えるような環境整備に取組む。
その他
病棟看護師が記録等の入力が円滑に行えるように電子カルテ台数を整備を目標とする。
看護基準を維持できるように看護職員数を適正に管理し、職員1人当たりの業務負担を軽減するとともに年休など休暇が適切の取得できる体制を整備する。
業務分業のための委員会
役割分担推進のための委員会は、「師長主任会議」とし、実施状況などについて月に1回の「管理者会」偶数月で進捗状況を確認、検討する。
参加職種
院長・副院長・事務長・歯科医師・薬剤師長・診療放射線技師長・臨床検査科長・病棟師長・外来師長・訪問看護ST管理者・透析室主任・理学療法士長・総務係長・医事係長・管理栄養士

看護職員と他職種との業務分担

令和7年4月1日現在 
協力部署 期待できる効果
① 医 局 内視鏡MRI等同意書が必要な検査の患者説明時にサイン記入までを医師に協力依頼することで検査案内が円滑となり、看護師の負担軽減に繋がる。
② 臨床検査科 今年度は健診担当看護師が不在のため、身体測定、視力検査を検査技師に協力依頼することで看護師の負担軽減に繋がる。
③ 放射線科 都度実施する必要がある診療情報提供書などスキャン作業は、外来業務において多大な負担となっている為、スキャン作業を協力依頼することで看護師の負担軽減に繋がる。
④ 医事科 ワクチン接種時、問診票の確認、検温を窓口担当者に依頼することでダブルチェックになり、診療へ円滑に繋がる。また、電話による再診予約や予約変更などの患者対応を医事係に依頼することで外来業務が中断することなくでき、看護師の負担軽減に繋がる。
⑤ リハビリテーション科 外来における看護ではない作業(入院時書類セット、ガーゼセット、健診採血容器など)の準備をリハビリ助手に依頼することで看護師の負担軽減に繋がる。
⑥ 看護科 看護部門同士で業務応援体制の実施を図る。応援態勢により、休暇取得の均等化を図る。

最終更新日 20250826